関東歯内療法学会に参加

2025年8月28日に、日本大学歯学部創設百周年記念講堂にて関東歯内療法学会サマーセミナーが行われ、参加いたしました。
今回は歯根端切除術(根尖切除術)がテーマで、大臼歯に対する外科処置、さらにはサージカルテンプレートやリアルタイムでハンドピースをトラッキングするダイナミックナビゲーションシステム、さらにはロボットを用いた外科処置の紹介もありました。
根管治療の済んでいながら問題が残っている場合、次の手は外科的歯内療法になります。アプローチのできる部位であれば歯根端切除術になりますが、患歯根尖の骨破壊が小さい場合、手術時に骨を大きく開窓する必要があります。その際に、フリーハンドで行う場合とサージカルテンプレートやデバイスを用いることで、治療時間の短縮や正確性を高めることが可能です。当院でも治療部位・治療内容に応じて、このような治療方法を取り入れながら対応してまいります。