日本歯科医学会学術大会にて講演

2025年9月26-28日に、パシフィコ横浜にて第25回日本歯科医学会学術大会が行われ、27日(土)のシンポジウム9「究極のMIを実践する:非切削でのう蝕マネジメントから歯髄保存療法まで」にてシンポジストとして講演いたしました。
座長は大阪大学教授の林美加子先生と福岡歯科大学教授の松﨑英津子先生で、日本歯科保存学会と日本歯内療法学会の診療ガイドラインメンバーによる講演となりました。私のパートでは「歯髄保護のディシジョンメイキング〜診査・診断〜」として、深在性う蝕の定義とともに歯髄を保存する意義、歯髄感受性試験と診断名についてをお話しいたしました。その後の治療・予後については、私自身が歯内療法学の道を志す上で大きく影響を受け、また今日に至るまで数多く支援してくださっている澤田則宏先生がご講演され、豊富な症例とともに治療の難しさと勘所をお話しされました。
講演後にご挨拶くださった方の中に、授業を担当している湘南歯科衛生士専門学校の学生さんがいらっしゃいました。歯科医師向けの内容にも関わらず参加されていたことに驚くとともに、学ぶ意欲の高さに大変感心いたしました。その他、朝一番のシンポジウムにも関わらず会場に足を運んでくださった皆様に感謝申し上げます。
大会中は各セミナールームで様々なテーマの講演が同時開催されておりました。10月中はオンデマンド配信があるため、参加できなかったセミナーを聴講してまいります。