Er:YAGレーザー研究会にて講演

2026年7月26日(日)に、ホテルグランビア京都(京都)にて第27回Er:YAGレーザー臨床研究会学術大会が行われ、臨床講演2にて講演いたしました。
本会はEr:YAGレーザーが日本で発売されて発足した臨床研究会で、4半世紀以上前より続いている学術大会です。主にう蝕治療、歯周病治療、インプラント治療に用いられているEr:YAGレーザーですが、新規使用法である根管洗浄液の撹拌について、東北大学大学院歯学研究科にて取り組んでいる研究成果とともに解説いたしました。
Er:YAGレーザーを水中で照射すると、蒸気泡の後に微小気泡が形成され、これがキャビテーションとして衝撃波を生み出しながら根管内壁でのデブライトメントが促進されることがわかっています。現在の日本においてはその術式は薬機法適応外使用のため、一般的な術式とはなっていません。しかしながら、海外の研究報告や東北大学で取り組んでいる最新の研究結果に基づき、その有効性は注目に値するものであると考えています。さらには機械的な根管形成の考え方にも影響を与えうる術式のため、これからもますますの研究報告が期待される領域でもあります。一方で、「レーザーを使えば何でも治る」というものでもありません。正しい情報と科学的根拠を発信するように、これからも取り組んでまいります。

